About
東京都キャンプ協会は設立1981年。質の高いキャンプ指導者の養成、より多くの人にキャンプの機会を提供するため、2009年にNPO法に基づく法人格を取得しました。キャンプの普及を通じてさらなる社会貢献を目指し、キャンプをもっとスマートで、安全に楽しむためのノウハウやスキルを提供しています。
協会概要
名称 |
特定非営利活動法人 東京都キャンプ協会 Camping Association of Tokyo |
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設立 | 2009年6月1日(任意団体設立:1981年10月17日) |
事務局・所在地 |
〒201-0004 東京都狛江市岩戸北4-17-11 NPO法人東京都キャンプ協会 Tel: 03-5761-7758 FAX:03-3489-6921※必ず【東京都キャンプ協会宛】と明記してください。 |
理事長 | 伊藤 光太郎 |
役員 | 理事:5名 監事:2名 |
事務局体制 | 事務局長: 佐藤 繁一 |
会員 |
正会員団体: 25団体 個人: 10名 一般会員・指導者会員を含む総数: 1,357名(2024年3月) |
事業 |
(1) キャンプの普及振興及び支援に関する事業 (2) キャンプ指導者の養成及び研修に関する事業 (3) キャンプに関する調査・研究事業 (4) キャンプに関する諸情報の提供事業 (5) 関係団体とのネットワークの構築及び情報交換事業 (6) 区市町村組織等の育成及び活動支援に関する事業 |
会報 | camping.tokyo(不定期発行) |
沿革
東京都キャンプ協会は、1981年、伊藤昭彦(故人)、中村典男(元会長)らが中心となり、都内の野外活動青少年団体有志が声を掛け合い設立された。
設立当初は、東京都レクリエーション協会の事務所を間借りして運営していた。86年からは日本キャンプ協会の事務所を間借しての運営してきた。このころから各種研修・講習会を東京都キャンプ協会の主催事業として開催するようになった。
90年からは「東京キャンピングセミナー」が開催され、年間を通じた独自の指導者養成事業が運営された。当時の受講生が現在の執行役員として中核をなしている。
92年新宿区高田馬場に自前の事務所を構え運営を図るようになった。
93年に「全国レクリエーション大会東京大会」が開催され、キャンプ部門を主管することになった。財政的にはまだまだ苦しい時期であったが、多くのキャンプ仲間が結集し、協力しあい人的な広がりが運営の支えとなった。
98年から、(社)日本キャンプ協会の諸制度の改革に連動して、会員に対するサービス体制の強化が新たな課題として投げかけられた。この頃から運営体制も見直されることになり、「組織」「研修」「事業」「広報」の4専門部体制ができ、後は3専門部体制となり、各理事が具体的業務を担当して主体的に運営にあたっている。
東京には様々な性格をもった野外活動団体があり、それぞれが特徴を活かした活動を展開している。また、キャンプディレクター資格及びキャンプインストラクター資格を持つ指導者会員も多く各方面で活躍している。
2004年に事務所を移転し、法人化への具体的な検討を開始。2009年1月「特定非営利活動法人東京都キャンプ協会設立総会」を開催し同年5月21日に東京都の認証を受け、6月1日に法人としての登記を完了した。
現在は「東京キャンピングセミナー」「水辺の活動・雪上の活動勉強会」といった指導者向けの研修はもちろん、キャンプの技術を応用した「災害時対策教育プログラム」の実施、キャンプ愛好者を増やしていくための「東京キャンプフェスティバル」や「エンジョイキャンピング」など、社会一般にキャンプの普及をしていくための活動に力を注いでいる。
NPO法人 東京都キャンプ協会 設立趣旨書
1. 趣旨
任意団体東京都キャンプ協会は、1981年の設立以来、(社)日本キャンプ協会の支部として青少年のためのキャンプ指導者養成講習会を開催してきました。また、会員や一般市民を対象としたキャンプ事業を行い、会員の交流やキャンプ研修の機会を提供してきました。会報の定期発行やホームページの運営で様々なキャンプ情報の提供にも努めてきました。
公共団体や学校、企業からのキャンプ指導者養成事業や、多岐にわたるキャンプ事業の受託も行い、キャンプの普及を図ると共に社会貢献の一翼を担ってきました。
一方、社会はこの間にも大きな変化をみせ、地球規模の環境問題から国際的な紛争、個人の心にいたるまで、不安が満ちています。青少年については、不登校や、ひきこもり、ニートと呼ばれる若者たちの増加が問題となっています。高齢者においても、不安定な社会保障のなかで不安な生活を強いられています。
こうした社会の中で、キャンプを含む自然体験活動は、人間性豊かな子どもたちの育成や、自然との調和した社会づくりのために、その有用性が再認識されています。
私たちは、より多くの人たちに有意義なキャンプ活動を提供するため、NPO法に基づく法人格を取得し、特定非営利活動法人東京都キャンプ協会を設立することとしました。
NPO法人取得後も、目的を同じくする人や団体と連携し、キャンプの普及を通じて更なる社会貢献をしていきます。幼児から青少年、高齢者まで、幅広い世代に向けてキャンプの機会、情報、技術を提供していきます。
私たちはキャンプの普及を通じて、安心して暮らせる社会、人と自然が調和した社会、人間性豊かな社会を築いていこうと思います。
2. 申請に至るまでの経過
任意団体東京都キャンプ協会は、2006年4月、会長から「法人化の是非について」の諮問を受け「法人化検討委員会」を設置、4回の会議において検討を重ね「法人化を進めることが妥当」と判断。
2007年度「法人化検討委員会」は「法人化準備委員会」と改め、新たな委員も含め2回の会議を開催し、法人格の選択と法人化へのスケジュール提示、発起人会の推薦を行いました。2007年度の理事を設立発起人とし、正式に発足への準備に入り、2009年1月27日にNPO法人設立総会が開催され設立意思を確認しました。
2009年1月27日 設立代表者 高井 豊